R.P.Mプーリー取り付け
〜バイクの調子とカラダの調子は比例しない〜



2週間前から手元にあったんだけど
スクーターのカッタルさが気になり始めたとき、恐らく最初に手を入れようと考えるのはプーリーだと思う。ヨシムラさんのコレまでの人生の、丁度中間点にあたる頃(ってもぉそんな経つのか)も、やっぱり最初にプーリーに手を入れた。当時は知識も工具もあったもんぢゃなかった・・・とココでノスタルジーに浸ってしまうと長いので省略。何たってヨシムラさんの半生になってしまう。

で、R.P.M製プーリー。R.P.Mとゆーと「ピーエム管」の方を思い出す(出さない?)けど、今回は台湾のR.P.Mという会社。プーリーに限らず、マフラーだの外装パーツだの、イロイロ作っているらしい。コレの新品がインターネットオークションで出ていたので購入した。出品者は輸入販売の業者だったのだけど、対応がすげー早くてすぐに手元に届いてしまっていた。でもプーリーを締め付けているナットに合うボックスが無かったり、風邪ひいて体調悪かったりとゆー理由で、2週間程ほったらかしになってた。この程度の作業は半分寝ててもできるかも知れないけど、あんまフラフラしてると「寝てなさい!」とかヨメに怒られちゃいそーだったし。

バラシ
今回使った工具。一番左は電動インパクトレンチ+22mmのボックス。車のホイールは普通19mmか21mmなので、今回のためボックスを買った。右の一番上はプラスのデカイドライバー。中段が6mmのヘキサゴンレンチ(六角レンチ)。下段はグリスと8mmボックスを付けたTハンドル。インパクトはどこのご家庭にもあるモノでは無いと思うけど、プーリーを固定しておく専用工具とそんなに変わらない値段で買えるし、けっこー力も強いので思い切って買ってみるといーかも。ちなみにヨシムラさんは ココ の通販で買ったのだけど、店員さんは、「まさか東京から送料かけてまで本気で注文しているとは思わなかった」そうで、電話して改めて「送料払うから送ってくれ」とお願いして買ったというイワクつき(笑)。

カバーを取り払ったトコロ。ここまでの手順は見りゃ分かるくらいに簡単。5分とかからない。注意するのは、金属製のカバー自体を固定するボルトが全部で10本あるのだけど、けっこー見え難いところにあるので確実に全部外すことと、カバーを開けるときに真っ直ぐ引かないと、キックペダルのスピンドル をカジってしまうこと位。ちゃんとボルトが全部外れていれば、手でスルっと外れるハズ。写真は青っぽい紙製のガスケットが張り付いたままになっているけど、コレも破かないようにそーっとハガす。

忘れないウチに
プーリーが外れたところで、ここら辺の組み付け順序を間違えないよーに、写真撮っといた。右上はプーリーボス。下段は左からシム2枚、キックペダルと噛み合うカム、ワッシャ、センターナット。この順序で段々外側にいく。ドライブフェースはシムとカムの間に入る。シムは多分、どっちが先でも良いと思う。ってゆーか変速特性を微調整するために、別のモノを組んだりする事もある(今回は純正そのまま)。

純正との比較
純正との比較。左が純正。R.P.M製はウェイトローラー溝に表面処理が行われているので黒っぽい。ちなみにこの溝自体の仕上は、R.P.M製の方が滑らかだった(証拠は後述)。ウェイトローラーの移動範囲は、プーリーボスに近いほう、外周に近いほう共にR.P.M製の方が大きい。また、純正ウェイトローラーはグリスが必要のないタイプのようで、グリスが塗られていた形跡はなかった。プーリーボスのオイルシールはR.P.M製も打ち込まれているので、グリスを詰めて(コレも後述)すぐに使用できる。

台湾ヤマハさん、どーなのよ?
R.P.M製に比べて純正のウェイトローラー溝が荒れていた証拠。1個だけキズが入っていた。当たった跡というレベルではなく、明らかに筋状のキズになってた。まだ1000kmちょっとしか走ってないんだけど、台湾ヤマハさん、どーよ?どーなのよ?(今回はウェイトローラーを用意していないので、清掃して再使用。 )

ホントにポン付けしちゃダメよ
プーリーボスが入る内周は、両端にオイルシールが、中央部に金属ブッシュが圧入されてる。ブッシュとオイルシールの間に隙間があるので、ここにグリスを詰め込んでおく。この写真だと分かり難いけど、黒いオイルシールと、真鍮色のブッシュの間に乳白色のグリスを詰めてある(写真クリックで拡大)。グリスはゴムを侵さない種類のものなら何でも良いと思う。多分、四輪のハブグリスなんかが安いんぢゃないかと思う。今回は工具箱に入ってたシリコン系のものを使用。

ランププレート取れないし...
パッケージを開けた状態のプーリーは、防錆のため油引きしてあったのと、上でグリスを詰めたのとで、プーリーのフェース面をパーツクリーナーで清掃して油脂分を取り除く。ウェイトローラーが入る裏面も、切削で出る切り粉等が付着している可能性があるので、一通り清掃。コレで裏返してウェイトローラーを収めて、ランププレートで押さえておいてクランクシャフトのスプラインに勘合させれば良いのだけど、実はスプラインがランププレートに噛みこんでしまったらしく、手で引っ張っても取れない。 この状態でもプーリーを取り付ける事は出来るけど、プーリーを横にした途端、ウェイトローラーが転がり落ちてしまう。くぅ。

ランププレートをプラハンでコンコンしてみたけれど、けっこー強く噛んでしまったよーで、ビクともしない。諦めてグリスを糊代わりに使い、ウェイトローラーをプーリーに貼り付けておいて組み立てた。同じように、カバーとギアケースの間にあった紙製ガスケットも、ピラピラしてジャマくさかったので、グリスで貼り付けて組んだ。カバー自体は普通に締まっていれば良いと思うのだけど、外周を固定するボルトの数が奇数(10本中1本はカバーの中心付近)なので、センターを軽く締めたら外周を1本置きに締めていき、もう1度センターを締めると、均等に締まる。シリンダヘッドぢゃないんだからテキトーで良さそうだけど、この手のカバーっていーかげんに締めると、けっこー簡単に割れたり歪んだりしてしまうモノなのだ。

走ってみる
スマヌ(ってオレは一体誰に謝っているのだろう?)組み付け終わったあたりで風邪っぽいのがぶり返してきて、まだ走っていない。出来るだけ交通量の少ない条件で、イロイロ試してみたいので、次の休みの日にでも走ってみよーと思う。なんで続きは後日。


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